自炊サービスBOOKSCANを利用した感想 (注意事項とTipsのまとめ)

最近、本の断捨離を始めようと、BOOKSCANのプレミアム会員に登録しました。
もともと本のPDF化 (自炊) は、時間が空いているときに気が向けば行っていたのですが、本格的に本の断捨離をしようと思い、自炊サービスを探していました。探して見た目も良い感じだなと思い、BOOKSCANのプレミアム会員に登録しました。
プレミアム会員になると、

  • 会費: 毎月10,265円
  • 毎月50冊のOCRスキャンが可能
  • 専用のダンボールを購入可能 (4つで4,000円)

となります。

つまり、1冊200円で、OCRスキャンが可能となります。送料は、ダンボール1箱で50冊は遅れますので、1,000円/50冊=20円/冊となり、合計約220円/冊でサービスを受けることができます。
1冊200円でスキャンという金額はだいたい他も同じような金額です。Webサービスによっては、150円のところもあります。
BOOKSCANは、広報にも力を入れていそうで、サポートもしっかりしているのかなと思い、プレミアム会員になりました。
当エントリーでは、BOOKSCANに数回スキャンの依頼をして、分かったTipsなどをお届けしたいと思います。

■Tips その1: 専用ダンボールを使うべし

自宅から本を配送する際に、50冊にもなると、ダンボールに詰めて配送する必要があります。そのダンボールをプレミアム会員なら4つで4000円で購入できます。これには、ダンボールの送料 (自宅→業者) も含まれているので、お買い得!です。

ただし、郵便局からしか送付できないので、要注意です。なお、送料だけで約1,500円ほどしますので、ダンボールを購入した方が確実にお得です。

小まとめ

  • プレミアム会員になって、ダンボールを使うのがお得!
  • 専用ダンボールだとお買い得
  • 郵送は郵便局からのみ!

小まとめプレミアム会員になって、ダンボールを使うのがお得!- 専用ダンボールだとお買い得- 郵送は郵便局からのみ!

■Tips その2: 必ずしも1冊=1冊のカウントとはならない!

本1冊に対して、スキャンする際も1冊とカウントしてくれるか?というとしてくれません。ページ数が多い本は、2冊以上としてカウントされ、スキャンされます。これは、他のサービスでも一緒なので、BOOKSCANに限った話ではありませんが、本を送る際に、自分が想定した冊数にならない可能性もありますので、注意が必要になります。

私の場合は、40~45冊前後で送るようにしています。350ページを超える場合、2冊カウントとなるので、少なめにして、薄い本が中心の場合だと45冊くらいにします。

万が一、50冊を超えてしまっても、「返送」や「次月まで取り置き」や「追加」が選べますので、そこは安心して大丈夫です。ただし、いずれも有料となり、1冊〇〇円で計算されて、サポートから連絡が来ます。
冊数のカウント方法は、以下のURLに記載があります。
[BOOKSCAN\(ブックスキャン\) 本・蔵書電子書籍化サービス \- 大和印刷](https://www.bookscan.co.jp/price)

小まとめ

  • 送る際は、40~45冊くらいがちょうど良い。
  • 350ページを超える本は、2冊以上になるので注意が必要!

■Tips その3: 本が返品されてくることがある

著者の意向により、スキャンがNGの場合があります。そういった場合は、対象の本が返却されてきます。もちろん、スキャンのカウントからも除外されます。このとき、優待コードも一緒に送られてきます。ただし、この優待コードが使いにくいです。毎月のプレミアム会員のスキャンとは別に本を送る必要があるみたいです。そのため、送料などを考えると、あまりお得ではありません。ただし、後述しますが、冊数オーバーになったときに使えますので、大事にメモしておきましょう!

■Tips その4: 50冊MAXで送らない

Tips2と3から、本を送るときは、月の最大冊数である50冊MAXで送らないほうが良いです。個人的には、

本が返品される数 < 1冊の本が2冊以上カウントされる数

なので、40冊~45冊くらいを目処に送ると良いと思います。ページ数が多い書籍を多く送る場合は、40冊前後で調整すると良いと思います。

■Tips その5: 冊数オーバーした場合、優待コードが使用できる!

この記事は、このTipsを書きたいがために書いたと言っても過言ではないTipsです。最初の頃は50冊MAXでダンボールに詰めて郵送していましたが、毎回必ず冊数オーバーとなりました。理由は、上記Tipsを知らなかったからです。

ある時、スキャン待ちの冊数が75冊となり、25冊もオーバーしてしまったことがあります。(このときは、前月繰越分が12冊、今月オーバー分が13冊で合計25冊分オーバーになってしまいました。)

このとき、サポートからは、

以下のいずれかのプランで対応するので、プランを選択して振り込みしてね!
■プラン1. 返送・・・オーバーした分を返送するプラン。送料はこちら負担。振込金額は、作業料が500円 + 送料約1,000円×2箱で、約2,500円。
■プラン2. 次月持越し・・・オーバーした分を二月に持ち越すプラン。保管料が必要。振込金額は、1冊約100円で約2,500円。
■プラン3. 追加スキャン・・・オーバーした分を追加でお急ぎスキャンする。追加料金が必要。振込金額は、1冊約350円で約9,000円

と、連絡がきました。
個人的には、スキャンしたい本だったため、プラン2か3で悩みました。そもそも急ぎでなくても良いので、安くスキャンしてくれないかな?と思い、問合せてみたところ、その場合は、「プラン2の次月持越しを選択してね!」と回答がありました。
どうしようかなぁと悩んでいたときに、ふと、優待コードがあることを思い出し、ダメ元で優待コードを使用して割引できないかどうか確認しました。すると、優待コードが使用できる!と返信がありました!とりあえず、聞いてみることって大事です!
優待コードは合計10冊分あったので、25冊→15冊 (10冊分は無料) で各プランを再計算してくれました。結果、

プラン1. 返送: 約2,500 → 約1,500円
プラン2. 次月持越し: 約2,500円 → 約1,500円
プラン3. 追加スキャン: 約9,000円 → 約5,000円

となりました。
どっちにしろスキャンしたかったので、最終的には、プラン3の追加スキャンを選択しました。

プレミアム会員の場合、月々50冊までのスキャンを10,000円で購入している訳ですが、どうしても損したくないため、50冊MAXで送付しようとします。ただし、冊数のカウント方法や著者の意向によるスキャンNGもあるため、実際に50冊の本を送ってもスキャンのカウント上、50冊となる訳でありません。利用ユーザとしては、そんなのいちいち確認して要られないので、適当に50冊MAXで実際の本を送ります。その結果超過は必ず発生する訳です。最初はそんなことイマイチ分からないため、送る冊数をMAXの50冊にしていましたが、最近では40~45冊ぐらいにしています。それでも超過が発生するときは発生しますが、超過する冊数が少ないと特に何も言われず、次月への持越しとなります。上記の例では、12冊のときは何も連絡はなく、25冊で連絡が来ました。
25冊となると月の想定冊数の50%なので、「まぁ、そりゃあ連絡来るわな」と思いました。ただし、サポートから提案される各プランの金額が高いです。
こちらとしては、スキャンしたいために送っているのに、返送されても次月にまた再送となり、非効率です。また、プラン2と3については、長い目で見ると金額的にそこまで差がありません。

あと、支払い方法が「振込」限定なのも注意が必要です。個人的には、クレジット決済で良いのでは?と思うのですが、そこまでサービス化できていない印象です。50冊超過する人なんていっぱいいそうなのですが…。運営への要望としては、振込以外の決済方法でも支払い可能にしてほしいです。

■おわり

以上、自炊サービスであるBOOKSCANを利用するにあたっての注意事項やTipsでした。

まだまだ本があるので、当分はBOOKSCAN様のお世話になる予定です。